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<マラソン>速く走る為の才能トレーニング理論<短距離~長距離>

日本人の身体に革命を!!



「才能の壁」を超える方法がココにはある。

短距離走。長距離走。マラソン。
「走る事」に真剣に取り組んでいる方は是非読んでいって下さい。

<このページで解る事>

①「速く走るための才能」とは何か
②「才能の壁」を超える方法
③脚が「速い人」「遅い人」の違い




「野生動物」と「人間」の違い<才能の正体>

<「野生動物」と「人間」の違い>

「人間」と「野生動物」の違い。
この違いが解ると、「スポーツの才能」とは何かが解ってきます。


<こんなチーター見た事ありますか?>

皆さんは「足の遅い」野性のチーターを見た事がありますか?
姿勢の悪いチーター。カッコ悪い体型のチーター。 ・・・・・


私はその様なチーターを一度も見た事がありません。

「姿勢」「体型」「脚の速さ」などという点で
チーターの体にはあまり個体差が無い様に見受けられます。

逆に人間の場合はどうでしょうか?
「姿勢」「体型」「脚の速さ」などを人間同士で比較すると
その差は千差万別であり、全く同じという人はいないのではないかと思われます。

・野性動物の体→→均一化(皆、同じ様な身体になる)
・  人間の体→→多様化(人それぞれ違う体になる)


人間の体は多様化し、野性動物の体は均一化する
この差を作り出す原因は「脳の発達の差」にあります。



人間は脳が発達しており、考える力がある。
一人一人に選択肢があり、人それぞれ違う行動をしながら生活をしている。
小さい頃から活発に動き回っている人もいれば、座ってすごす事が多い人もいる。

人それぞれ違う生活をおくる中で、体に違う経験を積み上げる。
それが体の癖になっていき、人間の体を人それぞれ違うモノに変えていく。




逆に野性動物は人間に比べ脳が発達していない。
考える力がないので行動に選択肢がなく、
皆同じ「本能的な生活」をおくっている。

「本能的な生活」とは
①行動(獲物を追ったり、敵から逃げたり)②リラックス③睡眠④食事⑤性交
頭で考えて体を動かすという事がない。

人間の様な「長時間イスに座る」「利き手に依存した作業」など、
体に癖が染み付く行動もない。


その結果、野性動物は皆、体に癖が無く、似た様な体になっていく。

<人間の体>
体に癖が付く事により、「人間本来の自然な姿」からかけ離れた体になっている。
また、癖の付き方も人それぞれである為、人間の体は多様化している。

<野性動物の体>
体に癖が無いので、皆同じ「自然な姿」を保っている。


人間が人それぞれ違う体型になる原因は、「体に付いた癖」にある。
そして、人間の身体能力に個人差が出る原因も、「体に付いた癖」にあるのです。

筋肉には一つとして不要なものはありません。
しかし体に癖が付く事により、

筋肉の使われ方に偏りが出たり、
正しい役割で使われなくなったりする。


これが身体能力低下の原因になっているのです。
※人間の体が持つ最大限の力が出せなくなっている。

「人間の体」とは、例えるならば「欠陥商品」
体に癖が付く事により、正常な働きが出来なくなっているのです。



<速く走るための才能>



世界の長距離界の中で歴代1位2位の速さを持つベケレとゲブラセラシエ。
彼等の走りを見ると、「速く走る才能」とは何かがはっきりと解ってくる。

        ↓↓↓ベケレとゲブラセラシエの並走↓↓↓

この動画で注目して頂きたいところは、二人のランニングフォームです

腕振りに若干の違いがあるものの、脚の動き、ストライド、ピッチ、テンポ等、
ベケレとゲブラセラシエは「シンクロ」している様に同じ走り方をしています。

「腰高フォーム」「つま先着地」「ストライドが広い」.........etc
脚が速い人達ほどランニングフォームが似たものになっていく。

これは野生動物が皆、
似た様な体型、似た様な動きをしている事、
また、皆等しく身体能力が高いという事と
全く同じ原理なのではないでしょうか?



「速く走る才能」がある人
      
「人間の自然な姿」に近い、癖のない体を持っている。
      ↓↓↓
全身の筋肉が万遍なく、正しい役割で使われる
      ↓↓↓
人間の体が持つ最大限の力を発揮出来る。
      ↓↓↓
だから速く走る事が出来る


競技パフォーマンスを向上させる為に重要な事は、
「人間の自然な姿」「癖のない体」を取り戻す事なんです。



<ランナーズメモ>

「才能がある人」とは
癖のない「人間の自然な姿」「人間の野生の姿」を保っている人の事。

「癖のない人間の自然な姿」「人間の野生の姿」

この姿は全ての人間が元々は持っていたものであり、
「人間的な生活」をする中で失ってしまったモノ。

この「失った姿」を取り戻す事が
「速く走る才能」を開花させる為に重要になってくるのです。



「人間の野性の姿」とは?



「身体能力低下」の原因は「体に染み付いた癖」にあり、
そして体に「癖」が染み付く原因は「人間的な行動」にある。

つまり「人間的な行動」をあまり経験していない「子供の体」は、
癖がなく「人間の自然な姿」「人間の野生の姿」に近い姿をしている。


子供の体→癖がなく「人間の野生の姿」に近い



<トップアスリートの子供の頃>


「長距離走、マラソン王国」と言われるケニアやエチオピアの子供達は、
学校まで数十キロの距離を毎日走って通っているのは有名な話です。

また、日本のトップアスリート達も、
幼少の頃から厳しいトレーニングに励んでいた方が多くいらっしゃいます。
※イチロー選手や内村航平選手なんかは、子供の頃から厳しくトレーニングをしていた事で有名ですよね。

「脚が速い人」「身体能力が高い人」の共通点は
「子供の頃から活発に体を動かしていた事」

体に癖の少ない幼少の頃から、活発に体を動かしていた事で、
人間の体にとって正常な「姿勢」「体の動かし方」がしっかりと身に付いている。

正常な「姿勢」「体の動かし方」が身に付いているからこそ、
全身の筋肉を万遍なく、正しい役割で使うことが出来る。

これがトップアスリートの高い身体能力を生み出しています。



<「大人」と「子供」の体の違い>

では、大人と子供では、体のドコがどう違うのでしょうか?


上画像の矢印に注目してみて下さい。
子供はお尻が上向いているのに対し、大人はお尻が真横を向いている。
また、子供は腰の反りが深いのに対し、大人は腰の反りが浅い。

この姿勢の違いを生み出しているのは、骨盤の位置の違いにあります。



上画像から解るように、
子供の体は、骨盤が前傾している事により、
お尻が上向き、腰の反りが深い姿勢になっています。

逆に大人の体は、骨盤が中立している事により
お尻は真横を向き、腰の反りが浅い姿勢になる。

また、日本では年輩の方で腰が曲がっている方が多くいらっしゃいますが、
腰が曲がってしまう原因は、体幹部分の筋力低下により、骨盤が後ろに傾いてしまう点にあるのです。(骨盤の後傾)

子供の体→骨盤が前傾した姿勢
大人の体→骨盤が中立、後傾した姿勢




<黒人ランナーと日本人ランナーの違い>



上画像、ランナーの腰まわりに注目です。

黒人ランナー
骨盤が前傾している事により、腰を支点に脚が動いている。
その為、腰の位置が高いランニングフォームになる。

日本人ランナー
骨盤が中立している事により、骨盤底部を支点に脚が動いている。
その為、腰の位置が低いランニングフォームになる。

脚が速い黒人ランナーも骨盤が前傾した姿勢をしている。


<骨盤のまとめ>

子供→体に癖がない→骨盤が前傾した姿勢
黒人→身体能力が高い→
骨盤が前傾した姿勢

大人(一般人)→骨盤が中立、後傾した姿勢
→・あまり身体能力は高くない。
  ・腰痛肩こり、体型の乱れ等、体に問題を抱えている人が多くいる。

「骨盤が前傾した姿勢」
これが人間の体にとって「正常な姿勢」と言っても過言はありません。



<骨盤が変われば体の全てが変わる>



「骨盤が前傾した姿勢」が身に付く事により
以下の様に「筋肉の使われ方」も変わってきます。


<変化点① 大腰筋の活性化>


骨盤が前傾する事により、
大腰筋(インナーマッスル)が正しい役割で使われる様になります。

下画像はサイト管理人の腹部断面図(CT)
赤丸が大腰筋です。     

骨盤が前傾した事により、
大腰筋だけでなく、脊柱起立筋、腹斜筋など
体幹全体の筋肉が発達しています。

  ↓大腰筋の伸張反射↓

<変化点② ハムストリングス(太ももの裏)>

大腰筋がしっかりと働くことにより、
大腰筋の拮抗筋であるハムストリングスにも
強い刺激が伝わるようになります。

イメージ的には、
大腰筋→ハムストリング→大腰筋→ハムストリング
という様に衝撃を受け止め合う感じです。
<変化点③ ふくらはぎ と 太もも前部(大腿四頭筋)>


「脚が遅い人」の特徴として、
「脹脛(ふくらはぎ)や太もも前部(大腿四頭筋)が太い」という点があります。

大腰筋やハムストリングスが使われにくい走り方をしていると、その分だけ
脹脛(ふくらはぎ)や太もも前部(大腿四頭筋)に過剰に負担がかかってしまう。
これが太くなる原因です。

骨盤が前傾し、大腰筋やハムストリングスがしっかりと働いた走り方が身に付く事により、ふくらはぎ や太もも前部への負担が軽減される。
<変化点④ お尻(臀部筋)とハムストリングス(太もも裏)>


骨盤が前傾し、腰の反りが深くなる事により、
「脚を後ろに振り上げる動作」をスムーズに行える様になります。

走動作の中で言えば、接地後の動き。
足の裏で地面を強く押す、そして脚を後ろに流す。

この動きをスムーズに行える事で、
ハムストリングス、臀部筋をより上手く使った走り方が出来る様になります。
<変化点⑤ 脊柱起立筋、広背筋、僧帽筋。(背中の筋肉全般)>

<全体でバランスをとる>
骨盤が前傾すると、右図の様に
腰部が前に倒れこむ様な姿勢になる。
腰部が前に出ると
バランスをとる様に肩が後ろに下がる。
つまり、肩甲骨がキュッとよった姿勢になる。

<背中の筋肉>
肩甲骨がキュッとよった姿勢になる事で、
「腕を後ろに引く動作」がスムーズになり、
広背筋、僧帽筋、脊柱起立筋などの背中の筋肉に
より強い刺激が伝わる様になる。

<ランナーズメモ>

日本人は平均的に見て、
ハムストリングス(大腰筋)、臀部筋、脊柱起立筋、広背筋、僧帽筋、等
体の後ろ側の筋肉が弱いと言われています。

その原因になっているのが、「骨盤が前傾していない姿勢」
骨盤が前傾していない事により
「脚を後ろに振り上げる動作(バックキック)」
「腕を後ろに引く動作」
をスムーズに行う事が出来なくなっている。
その結果、体の後ろ側の筋肉を上手く使うことが出来ない。



日本人の脚を速くするためには、
「人間の自然な姿」「人間の野生の姿」である
「骨盤が前傾した姿勢」をとり戻す事が重要になってくるのです。



「骨盤前傾姿勢」を作るトレーニング

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誠に勝手ながら、トレーニング内容の公開は有料とさせて頂きます。
私の「研究活動」「アスリート活動」に御協力の程宜しくお願い致します。

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<トレーニング実践者の感想(短距離走~マラソン)>

・短距離走者(200m)

この三か月の間トレーニングを実践した結果、
200m走のベストを大幅に更新する事が出来ました。
この様な効果的なトレーニング法を提供してくださった矢野さんにはとても感謝しています。

・マラソン(長距離走)

骨盤前傾が自覚できるようになりました。
私はフルマラソンチャレンジのため日々練習しております。
走りでは骨盤の動きや足の返りが速くなったことなど感じます。
そして、実際タイムも向上しております。
まずはお礼を言わせて下さい。ありがとうございました。

短距離走からマラソンまで、走る競技全てに効果を見込めます。

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<トレーニングのコンセプト>
潜在能力の100%を目指すトレーニングではありません。
潜在能力自体を伸ばすトレーニングです。
つまり「才能の壁」を超えるためのトレーニング。



<姿勢改善、O脚改善にも効果あり>


あらゆるトレーニングを行ってもなかなか姿勢の悪さやO脚が治らなかったのですが、大腰筋トレーニングをやりはじめてからはかなり良くなってきています。
トレーニングを行うと体の中心がダルいという過去には無かった感覚を感じます。
大変貴重な情報ありがとうございました。

骨盤が前傾する事により、全身の筋肉が万遍なく、正しい役割で使われる。
その結果、猫背等の悪い姿勢、O脚等の脚の癖も改善される。




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走るのが「速い人」「遅い人」の違い

<速く走る事に関して>

速く走る事に関して、
短距離走も長距離走も本質的な部分に違いはありません。

「加速して、スピードを維持する。」これが全てです。

このページでは、「マラソンランナー(長距離走)」の観点から
「加速力」「スピード維持力」について記述しておりますが、
短距離走者の方にもきっと役に立つと思います。




<「速い人」「遅い人」の走り方の違い>


「上り坂ダッシュ 10本」 と 「下り坂ダッシュ 10本」
皆様はどちらの練習の方がキツイと思いますか?

おそらく大半の方は「上り坂ダッシュ 10本」と答えると思います。
私もそう思います。


「上り坂ダッシュ」の走り方
・意識的に体を速く動かし、積極的な走りをしないと速く走る事は出来ない。
・筋肉の消耗も激しく、呼吸も激しく乱れる。
・我慢強く走らないとすぐにスピードが落ちてしまう。


「下り坂ダッシュ」の走り方

・下り坂の傾斜に体をあずけ、体の力を抜いてリラックスした状態で走る。
・たいして筋肉疲労も感じず、呼吸もあまり乱れない。
・我慢して走らなくても勝手にスピードが上がっていく。


実はこの
「上り坂ダッシュ」
「下り坂ダッシュ」の走り方の違いこそ、
走るのが
「遅い人」「速い人」の走り方の違いだったりするんです。


足が遅い人の走り方→→「上り坂ダッシュ」の様な走り方
・意識的に体を速く動かさないと速く走れない。
・筋肉疲労を感じやすく、呼吸も乱れやすい。
・我慢強く走らないとスピードを維持できない。
・速く走る事がキツイのでランニングフォームに力みが出る。


足が速い人の走り方→→「下り坂ダッシュ」の様な走り方
・意識的に速く走らなくても、勝手に体が前に進んでいく。
・筋肉疲労を感じにくく、呼吸も乱れにくい。
・速いスピードで走る事が大して苦にならない。
・速く走る事がキツくないのでリラックスしたランニングフォームになる。
                    


<ランナーズメモ>

足が速い人は「我慢強く走る」からハイペースで走れるのではなく、
ハイペースで走る事が他の人より大して苦になっていない。

速く走る為には「我慢強く走る事」も勿論大事ですが、
「我慢しなくても速く走れる」という事がとても重要になってくるのです。

<足が速い人→我慢しなくても速く走れる>

これは一体なぜなのでしょうか?

注意:下り坂ダッシュを繰り返しても足が速くなるわけではないのでご注意を!



「苦しくない走り方」の正体

この欄では、「スピード維持力」について詳しく解説していきます。

・短距離走→後半の走りを減速せずに楽に走るためには・・・
・マラソン、長距離→ハイペースでのランニングを楽に走るためには・・・

「下り坂ダッシュ」の様な走り方
・意識的に速く走らなくても、体が勝手に進んでいく。
・筋肉疲労を感じにくく、呼吸も乱れにくい。
・ハイペースで走る事が大して苦にならない。

脚が速い人達はなぜ、平地でのランニングでも
上記の様な走り方が出来るのでしょうか?


<筋力に依存しない走り>



自分の力だけで重たい荷物を運ぶのはキツいですが、
上画像の様な「台車」を用いると楽に運ぶことが出来る。

これはランニングでも同じことが言えます。

「自分の力」だけに頼らず、「反動の力」を最大限に利用して走れる様になると
劇的に走りが変わってきます。


「自分の力」+「反動の力」=より楽に走れる様になる
※「自分の力」=意識的に体を動かし生み出す力



<「反動の力」とは?>

ゆっくりとジョギングしている時の事を想像してみてください。
(フォームなど意識していない、リラックスしたジョギング)

皆さんの足や腕は一歩一歩意識して動かしている訳ではないのに
無意識の内に勝手に動いていると思います。

この無意識の内に行っている動きこそ
「反動の力」によって作られた動きなのです。

・脚が後ろに下がった「反動」で、前に振り戻される。
・腕が後ろに引かれた「反動」で、前に振り戻される。
・空中から地面に落ちた衝撃の「反動」で、また空中に浮き上がる。

「反動の力」とは、
走動作の中で生じる衝撃を利用し、得られる「前に進む力」の事です。

ここで注目して頂きたいのが、「反動の力」が発揮される時は常に
無意識の内に体を動かしているという点です。

「反動の力」→「無意識の動き」を引き出す

楽に速く走る為には、この「無意識の動き」がとても重要になってくるのです。




<「無意識の動き」と筋肉の働き>

「無意識の動き」とはつまり、「脳を経由しないで行われる動き」の事です。
この「脳を経由しない動き」は、体に危険が迫っている状況で発揮される。
例えば下の画像。


上画像の様に「走」という動作は一歩一歩腰を強く反らしながら行われています。
ヘタをすると腰椎にダメージを負いかねない危険な動作の連続なんです。

この危険を脳を経由せず、反射的に回避しているのが、
「無意識の動き」=「筋肉の伸張性反射」です。

「筋肉の伸張性反射」とは、
筋肉が過剰に伸ばされる事により反射的に収縮する働きの事です。
体に迫る危機を即座に回避する為、脳からではなく脊髄からの指令で働きます。
(脳を経由しない分、格段に反応スピードが速い)

下動画は「大腰筋の伸張性反射」です。脚の動きに大きく関係しています。


<動画解説>
脚が後ろに振り上げられる事で、
大腰筋が強く伸ばされる。
伸ばされた大腰筋が反射的に収縮する事に
より、脚が前に振り戻される。

<大腰筋とは>

大腰筋とは骨盤前面を通り、背骨(腰部)と
大腿骨を繋げているインナーマッスルです。

無意識の動き=筋肉の伸張性反射=脳に依存しない動き



<走りが苦しくなる原因>

走りが苦しくなる原因は「脳に依存した走り」にあります。

・意識的な動き→脳にコントロールされている。(脳からの指令で体を動かす)
・無意識の動き→脳にコントロールされていない。(脳に依存しない動き)

脳にとって最も重要な仕事は「生命活動を維持する事」
つまり、生命の危機(死)に繋がる事象からはドンドン避けていく。

例えば、「速く走る」という事。
体の限界を超えてまで走動作を続ければ、自ずと重大な怪我に繋がってくる。
怪我によって体を動かせなくなれば、それは「生命の危機」に直結する。
脳の仕事は、この様な状況に陥らない様に身体をコントロールする事にあります。

脳のコントロールによって走っている場合(意識的な走り)、
体が限界を迎える前に、脳から「これ以上走るな!」「スピードを落とせ!」
という信号が発せられます。
それが「キツイ」「苦しい」という感覚の正体だったりします。
  
↓↓このページで詳細な説明があります。↓↓
チューリッヒ大学人間行動科学スポーツ研究所の発表


走りが苦しくなる原因→「意識的な動き」
意識的に手足を速く動かす動作は、脳にコントロールされた動きです。
脳の「体を守る働き」により、「体の限界」を超えてまで手足を速く動かす事は出来ない。「体の限界」が近づいてくると、「苦しい」「きつい」という感覚が生まれ、
体の動きを止めようとする。



<短距離走ー「レース後半の走り」のお手本>

「レース後半の走り」といえば、ウサイン・ボルト。
ボルトの凄い所は、レース後半、他のスプリンターと違い、
あまり減速せずゴールまで走りきれるトコなんです。

  ↓↓ウサインボルトと練習パートナーの走りの比較↓↓

<動画解説>
練習パートナーの走り
スタートダッシュから中間疾走にかけて、ずっと意識的に手足を動かしており
力で走りきろうとしている。(ずっと全身が力んだ走り方をしてますよね。)

ボルトの走り
スタートダッシュでは意識的に手足を速く動かす加速の走りをしているが、
中間疾走では徐々に反動で手足が動かされる走り方に変わっていく。
(「反動の力=無意識の動き」を活かした走り)

ボルトが「レース後半」に強い理由は、
反動の力を最大限生かした「苦しくない走り方」をしているからなんです。



<長距離走ーランニングフォームの違い>

<脚が遅い人のランニングフォーム>
「ゆっくりジョギング時」と「速いペースで走っている時」で
極端にランニングフォームが変わってしまう。
※速く走る為に意識的に手足を動かそうとしてしまい、
「無意識の動き=反動の力」が使えなくなる。結果、走りが苦しくなる。


<脚が速い人のランニングフォーム>
「ゆっくりジョギング時」、また「速いペースで走っている時」も
あまりランニングフォームが変わらない。
※どちらの走りでも「反動の力=無意識の動き」を活かした走りをしています。
 だからハイペースでのランニングでもリラックスしたフォームで走れる。



<ランナーズメモ>

「意識的な動き」によりスピードを加速させ、(ペースアップ)
「無意識の動き」によりスピードを持続させる。(ハイペースを維持)

これが楽に速く走る為のコツです。

逆に、「無意識の動き」を上手く走りに活かす事が出来ず、
走動作が「意識的な動き」に支配されてしまうと、苦しい走りになってしまう。



<才能ポイント!>


短距離走の「レース後半の走り」
マラソン、長距離走の速いペースでのランニング

これらが苦しくなる原因は
骨盤が前傾していない事により、大腰筋が正しく使われていない点にあります。

<大腰筋の正しい役割→伸張性反射=無意識の動き=苦しくない動き>



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スプリンターの様に速い長距離ランナー達

この欄では、「加速力」について詳しく解説していきます。

・短距離走→「スタートダッシュ」「前半の走り」をより速く走るためには・・・
・マラソン、長距離→最大スピードを高めるためには・・・・


<スプリンターの様に速い長距離ランナー達>

100mを全力で走って15秒かかる人にとって、
1000mを2分30秒(150秒)で走る事はほぼ不可能だと思われます。

マラソン、長距離走のレベルアップの為には、短距離走のレベルアップも
必須になってきます。

※「短距離走の練習をしろ!」という事ではありませんので悪しからず。


<長距離走世界記録一覧>
・1000m→→ノア・ヌゲニ(ケニア)  2分11秒(13.1秒/100m)
・1500m→→ヒヒャム・エルゲルージ(モロッコ)  3分26秒(13.7秒/100m)
・3000m→→ダニエル・コーメン(ケニア)  7分20秒(14.7秒/100m)
・5000m→→ケネニサ・ベケレ(エチオピア)  12分37秒(15.1秒/100m)
・10000m→→ケネニサ・ベケレ(エチオピア)   26分17秒(15.8秒/100m)
・マラソン→→ウィルソン・キプサング(ケニア) 2時間3分23秒(17.6秒/100m)

これだけ見ても、彼等の凄さがヒシヒシと伝わってきます。
このペースで長距離を走れるという事は、
短距離走もかなり速いという事が容易に想像がつく。

実際にベケレやエルゲルージが全力で400mを走れば、
日本トップレベルのスプリンター達と同程度のタイムで走れると言われています。
(公認タイムはありませんが、400mを約46秒~48秒程。)

ここで重要になる事は、
彼等はスプリントトレーニングやウエイトトレーニングの様な
短距離走のトレーニングによって速くなった訳では無いという事です。

彼等はランナーであり、彼等の練習の大半は速いペースでのジョグや、
インターバルトレーニングの様な長い距離を走りこむモノが中心になっています。
下画像のランナーは皆、長距離走者特有の「ほっそりした体型」をしていますよね。


長距離走の練習をしているのに、短距離走も速い。

これは一体何故なのでしょうか?



<筋肉の動員量について>

「長距離走の練習をしているのに、短距離走も速い」
この謎を解くカギは「筋肉の動員量」にあります。

「綱引き」に例えて話してみます。


「10人のチーム」と「7人のチーム」が「綱引き」の勝負をした時、
どちらのチームの方が勝つ確率が高いでしょうか?

答えは勿論「10人のチーム」ですよね。
瞬発的な勝負になろうと、持久戦に持ち込まれようとも、
人数が多い分、有利なのは「10人のチーム」です。

これを「走り」に置き換えて考えてみます。
<綱引きの人数→走動作の中で使われる筋肉の数>

走動作の中で、
「より多くの筋肉を使って走るランナー」(10人のチーム)と
「使われにくい筋肉をかかえているランナー」
(7人のチーム)
どちらのランナーの方が速く走れるかという事です。

上記「綱引き」の話から勘案するに
より多くの筋肉を使って走った方が、瞬発的に大きな力を発揮することが出来る。

また、より多くの筋肉を使って走った方が、
一つ一つの筋肉にかかる負担が少なくなるので持久戦にも強くなる。

速く走る為に重要な事は、
走動作の中で、どれだけの筋肉を動員出来ているかという事なんです。



<○○を鍛えると脚が速くなる?>

「ハムストリングスを鍛えると脚が速くなる」
「臀部筋を鍛えると脚が速くなる」
「○○○が強くなると速く走れる様になる」

日々トレーニングをされている方であれば、
一度はこの様な話を聞いた事があるかと思います。

確かに「脚が速い人」は「脚が遅い人」に比べ
ハムストリングスや臀部筋などがとても発達しています。

しかし、ここで勘違いしてはいけない事は
ハムストや臀部を鍛えれば、必ずしも脚が速くなる訳ではないという事です。



ボディービルダーなんかは良い例ですが、
彼等は「鋼の鎧」のごとく筋肉が発達していますが、陸上選手の様に速く走れる訳ではありません。

弱い筋肉を強化したところで、その筋肉が走りの中で使われていなければ、
結局は走りが変わる事はないのです。

重要なのは、「筋肉の強さ」ではなく、
「筋肉が走りの中で使われている事(筋肉の動員)」

「脚が遅い人」の問題は、
「○○○の筋肉が弱い」
事にあるのではなく、
「○○○の筋肉が使われにくいランニングフォーム」にある。
※ハムストリングスが弱いから脚が遅いのではなく、
ハムストリングスが使われない走り方(筋肉の動員量が少ない走り方)だから脚が遅い。




<筋トレをしない100m世界王者>



「速く走るのに筋トレは必要ない」

これを証明する様なスプリンターがいます。
皆さんはキム・コリンズというスプリンターを御存じでしょうか?

彼は世界レベルのスプリンターでありながら、
ウエイトトレーニング等の筋力強化トレーニングをしない事で有名です。

より多くの筋肉を動員した走り方が出来る様になれば、キムコリンズ選手の様に
世界レベルのスピードを手に入れる事も可能なのです。



<ランナーズメモ>

スプリンターの様に速い長距離ランナー達。
彼等が速く走れる理由は「筋肉の動員量」にある。

より速く走る為に必要なモノは、「筋肉の強さ」ではなく「筋肉の動員量」
より多くの筋肉を使って走った方が、瞬発力、持久力ともに高くなる。

また「筋肉の動員量」を高める為に必要な事は、
「弱い筋肉を個別に鍛える事」ではなく、
「より多くの筋肉が使われる走り方(ランニングフォーム)」を身に付ける事です。

速く走る為に必要な事は、
「速く走る為のランニングフォームを持っている事」だと私は思っております。



<才能ポイント!>


日本人は平均的に見て、
ハムストリングス(大腰筋)、臀部筋、脊柱起立筋、広背筋、僧帽筋、等
体の後ろ側の筋肉が弱いと言われています。

その原因になっているのが、「骨盤が前傾していない姿勢」
骨盤が前傾していない事により
「脚を後ろに振り上げる動作(バックキック)」
「腕を後ろに引く動作」
をスムーズに行う事が出来なくなっている。
その結果、体の後ろ側の筋肉を上手く使うことが出来ない。


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日本人ランナーの「粘りの走り」は「足が遅い」証拠



<マラソン王国と言われた日本>

一昔前、日本は「マラソン王国」と言われていた時代があった。
42.195kmのフルマラソン。
レース序盤こそ黒人ランナーの速いペースに付いていけないものの、
レース終盤まで「粘りの走り」を見せ、ペースの落ちた黒人ランナーをかわしていく。
「粘りの走り」こそ「マラソン王国日本」の醍醐味であった。

しかし、この日本人ランナーの「粘りの走り」こそ
現代の高速化したマラソンで日本人が勝てなくなった大きな要因なのである。




ここで一つ、皆様に質問をさせて頂きます。

「上り坂ダッシュを限界まで」 と 「下り坂ダッシュを限界まで」
どちらの練習の方が「怪我」をしやすいでしょうか?

この質問では意見が分かれると思いますが、
おそらく答えは 「下り坂ダッシュを限界まで」 です。

「上り坂ダッシュ」は疲労の蓄積を一本一本実感しながら走ります。
本数を重ねれば重ねるほど、体は動かなくなりスピードが出なくなる。
怪我をするまで、つまり筋肉の限界を超えるまで走る事が出来ないんです。
(よっぽど精神力が強い人や特異な体質の人は別ですが)

逆に「下り坂ダッシュ」は疲労の蓄積を実感出来ないまま走ります。
おそらく1本目も10本目もあまりスピードを落とさず走る事が出来るでしょう。
が、しかし注意しなくてはいけないのは、速いスピードで走るダメージは
確実に筋肉に蓄積されている点です。
気付いた時には筋肉の限界を超えていて、怪我をしてしまう。



上記2つの走り方を実際のレースに当てはめてみると

「上り坂ダッシュ」の様な走り方


体への疲労を実感しながら走れる為、無理なペースで走らない。
レース終盤に体力を出し尽くせるようにペース配分が出来る。(粘りの走り)
<キツさを実感しながら走るので、上手くペース配分をしつつ走る>
まさに日本人ランナーの走り方ですね。



「下り坂ダッシュ」の様な走り方


速いペースで走っても疲労を感じにくいので、ハイペースでレースを進められる。
トラック種目の様な短いレースなら良いが、フルマラソンの様な長丁場になると、
レース終盤に一気に疲労が表面化し、極端なペースダウンや走行不能状態に陥る事がある。
<キツさを実感出来ずに走る為、無理なハイペースで走ってしまう>



一昔前のマラソンで日本人ランナーが勝てていたのは、
「日本人ランナーが速かった」からではなく、
黒人ランナーの失速や、途中棄権が大きな要因でありました。


テレビ解説等では「我慢できない」「忍耐強くない」というアフリカ人選手の
性格・気質の問題とされてきましたが、その本質は
「走行不能な状態になるまで疲労の蓄積に気付かなかった」
「気付いた時には走れるような状態では無くなっていた」
だと私は思います。


<ランナーズメモ>

「下り坂ダッシュの様な走り方」で最後まで走りきる力を付けた黒人ランナーが
現代の高速化したマラソンを牽引しています。

「粘りの走り」つまり「上り坂ダッシュの様な走り方」で勝負していては、
この先日本人ランナーが世界で勝つことは出来ないでしょう。

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